『私たちを用いてくださるイエス様』
ヨハネによる福音書6章1-14節(新p188)
メッセンジャー:森英樹師
イエス様は、病気の人、悲しんでいる人、困っている人を見て深くあわれみ、助けてくださいました。そして神様の愛を語り続けられました。そんなイエス様の姿を見ていた一人の少年がいました。
「イエス様ってかっこいいな」。「僕もイエス様みたいになりたい」。「イエス様のお弟子さんになれたらいいのに」。
やがて夕方になり、大勢の人々がお腹を空かせていました。しかし集まっていた人は2万人近く、食べ物を用意することなど誰にもできないように思えました。その時イエス様は「どこからパンを買ってきて、この人々に食べさせようか」と、仰られたのです。
少年は悩みます。「僕のお弁当を差し出そうかな」。「でも、たった5つのパンと2匹の魚」。「こんな少しじゃ役に立たないかもしれない」。それでも少年は勇気を出して、自分の持っているものをイエス様に差し出しました。
イエス様はその小さなお弁当を受け取り、祝福し、多くの人々を満腹にしてくださいました。しかも12かご分も余ったのです。
今日のポイント
① イエス様は小さな心も大切にしてくださる。少年が差し出したのは決して大きなものではありませんでした。しかしイエス様は、その優しい心と勇気を喜んで受け取ってくださいました。
「こんな小さなことしかできない」と思う必要はありません。しかし神様は、私たちの心をご覧になります。
② イエス様にお渡しすると祝福が始まる。大切なのは、「どれだけ持っているか」ではなく、「イエス様にお渡しするか」です。イエス様が受け取り、祝福してくださる時、小さなものでも大きな祝福のきっかけとなります。
③ 私たちもイエス様のような人になろう。今の時代は、自分の権利や不足ばかりを見つめやすい時代です。しかしイエス様は、「どうしたら困っている人を助けられるだろう」と考えられました。
私たちも受けることより、与えることに心を向ける者でありたいと思います。その姿を見て、子どもたちはきっと「かっこいいな」と感じることでしょう。
おうちの方へ
アンデレは少年の思いを否定せず、一緒にイエス様のもとへ連れて行きました。
私たちも子どもたちの優しい心や信仰の芽を大切に受け止め、一緒にイエス様のもとへ導く者でありたいと思います。
子どもたちは神様から愛され、将来多くの人を祝福する存在として私たちに託されているのです。
