3月1日 礼拝メッセージ ~ 四旬節第2主日 ~

メッセージ「三位一体の神」

聖書 マタイの福音書28章18-20節(新p64)、コリント人への手紙第二13章13節(新p373)

メッセンジャー 高江洲伸子牧師

私たちは、だれに向かって祈っているでしょう。当然のように、「天のお父さま」と祈り、「イエス様」と呼びかけ、そして、「聖霊」に助けを求めて祈ります。けれど、それは無意識のうちに言っているにすぎません。私自身、三位一体の神について、如何に曖昧な知識しか無かったかを暴露しなければなりません。
ただひとりの神
なぜ、神は御自身を三つの位格において表されたのでしょう。イエス・キリストはヨハネ10:30で、「わたしと父とは一つです」と言われました。父なる神を肉眼で明らかにされたのが、イエス・キリストです(ヨハネ12:45、14:9)。
イエス様が地上に来られる前は、だれも神様を父とは呼びませんでした。けれども、ヨハネ5:18では「神を父と呼び、ご自分を神と等しくされた…」(18)と書かれていて、父と子が同等であると言っているのです。ナザレのイエスという形でこの地上を訪れ、ご自身の本当の姿を示されるまでは、神がほんとうにどのようなお方であるかを、だれも知りませんでした。
  聖霊との関係
 イエス・キリストはヨハネ14:16~20節の中で、(わかりやすく言えば)「わたしは父のみもとにまいります。しかしわたしが慰め主、真理のみ霊をつかわして、永遠に、あなたがたとともにいるようにしましょう。あなたがたを、よるべないみなしごのままには、しておきません。わたしはあなたがたの所に来ます。その日には、わたしは父におり、あなたがたはわたしにおり、わたしはあなたがたのうちにいるでしょう。」と言われています。また、パウロはコリント第一3:16で、「聖霊はわたしたちのうちにいます主イエスの霊である」と言っています。
 何故神はご自身を、三つの位格において示されたのでしょうか
父子聖霊なる神様について言えば、例えば、H₂0は、気体、液体、個体(水蒸気、水、氷)という三つの形をとることができますが、それらは皆全く同じ要素から成っています。けれど、お互いの間には矛盾はありません。三位一体のそれぞれの位格の間にも、同じように矛盾はありません。神は父であり、神は子であり、神は聖霊なのです。
神は偉大で、永遠な存在です。しかし、私たちは、霊的にあまりにも限られた意識しかもつことができません。神は三つの異なった面を示されますが、その三つは一つのものが三様に表されているのです。神様は、私たち人間が神様を理解することが困難であることをご存じだった。それ故神はイエス・キリストの姿をとって、この地上においでくださり、キリストの生と死と復活の中に、神様の姿を見出すことができるようにして下さったのです。(ヨハネ3:16)
神に語りかける時どの呼び名で語りかけるのか
神に語りかける時、三位の神のどの名を用いても、神様の感情を害したり、神の愛が変わることはありません。イエス・キリストが地上におられた時、「父よ」と祈られ、私たちにも、「天にいます私たちの父よ」と祈るように教えら
れました。イエス・キリストは永遠の昔から、父なる神と一つであられたにも関わらず、人の形となって地上におられた33年半の生涯において、自ら進んで、父なる神に従う者となられ、私たちに模範を示されました。
御名による祈り
また、イエス・キリストはご自身の名によって祈ることを勧められました(ヨハネ15:16、16:24)。イエス様だけが永遠の命を与える力をもっておられるとはっきりと言っておられます(ヨハネ14:6 ヨハネ3:16)。「また、父はだれをもさばかず、すべてのさばきを子に委ねられました。それは、すべての人が、父を敬うのと同じように、子を敬うようになるためです。子を敬わない者は、子を遣わされた父も敬いません。」(ヨハネ5:23,23)
 
旧新約聖書に見る神の名
 イザヤ9:6には次のように書かれています。「ひとりのみどりごが私たちのために生まれる。ひとりの男の子が私たちに与えられる。主権はその肩にあり、その名は『不思議な助言者、力ある神、永遠、永遠の父、平和の君』と呼ば
れる。」パウロは、「天にあるもの、地にあるもの、地の下にあるもののすべてが、イエスのみ名の前にひざをかがめる」と言っています。イエス・キリストは神なのでしょうか。この問いにどう答えるかによって私たちひとり一人のイエス・キリストに対する姿勢が決まり、イエスを主と告白する時、イエス・キリストとの新しい交わりが始まります。(イエス・キリスト・神の子・救い主 ギリシャ語でイグサス)
 ※ヨハネ3:16からの証
ロザリンド・リンカー著 「祈り」-神との対話―から

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