『聖霊によって生み出された教会とは』
聖書:使徒の働き2章40ー47節(新p834)
メッセンジャー:森英樹師
ペンテコステは、復活し昇天された主イエス様によって約束された聖霊が、弟子たちに注がれ、教会が誕生した日です。大切なのは、不思議な現象そのものではなく、聖霊が人の内に住み、その人生を変え、教会を生み出されたことです。
1.聖霊によって生み出された教会は、御言葉・交わり・祈りに生きる
「彼らはいつも、使徒たちの教えを守り、交わりを持ち、パンを裂き、祈りをしていた。」(42節)
最初の教会は、人間の熱意や組織ではなく、神ご自身によって始められた群れでした。恐れ、逃げ出した弟子たちが、聖霊によって変えられたのです。その特徴は、
『御言葉を中心とする教会』聖霊は人をキリストへ、御言葉へ導かれます。情報が溢れる時代だからこそ、生かす言葉が必要なのです。
『弱さを分かち合える交わり』教会は完璧な人の集まりではなく、弱さを抱えた者が神の家族として結ばれる場所。
『祈りに依り頼む共同体』祈りとは「自分たちだけでは生きられない」という告白。教会は神に頼る人々の群れです。
2.教会とは建物ではなく『あなた自身』
初代教会には今のような礼拝堂(チャペル)はありませんでした。彼らは神殿の広場や家々に集まりました。「教会(エクレシア)」とは、召し集められた者たちのこと。つまり、教会は行くところではなく、あなた自身です。私たちは“教会として生き、教会をする”ことはできても行くことはできないのです。
Don’t go to church. Be the church.(教会に行くな、教会たれ)
3.なぜ多くの人が仲間に加わえられたのか
「主は毎日、救われる人々を加えて一つにしてくださった。」(47節)
人々が加えられたのは、人の努力ではなく、主ご自身の働きによるものでした。
人々が惹かれた理由は、使徒たちの教えが重んじられ、愛し合い、支え合う姿がありました。また弱い人が受け入れられ、喜びと希望があったのです。そこにキリストがおられたのです人は「本物」に惹かれます。
教会とは、イベントや制度ではなく、キリストに生きていただき、キリストを生きようとする、私たち共同体そのものです。
結び
聖霊は今も働いておられます。私たちは、御言葉に生き、共に歩み、重荷を担い合い、祈るもの、すなわち教会そのものとして、歩ませていただきましょう。
願わくは一人でも多くの人が「私も彼らの仲間に加わりたい」と願われるような共同体として形作られますように。
