10月4日 聖餐式礼拝メッセージ ~聖霊降臨節第20主日~

『神様を信じて一歩踏み出そう』

聖書:創世記12章1-9節(旧p17)

メッセンジャー:森英樹師

1.「わたしがあなたを祝福する」(2)――すべては神様から始まった
バベルの人々は「名をあげよう」と、自分たちの力で自分たちを確かなものにしようとしました。しかし神様はアブラハムに「わたしはあなたを祝福し、あなたの名を大いなるものとする」(2)と語られました。アブラハムが特別に立派だったから選ばれたのではありません。神様の方から彼に目を留め、呼びかけてくださったのです。信仰の出発点は「私が神様のために何をするか」ではなく、「神様が私に何をしてくださったのか」にあります。すべては神様の恵みから始まります。
2.「わたしが示す地へ」(1)――信頼して一歩を踏み出す
神様はアブラハムに行き先のすべてを示されたわけではありません。それでも彼は「行き先を知らずに」出て行きました(ヘブル11:8)。
アブラハムは、行き先が分かったから一歩踏み出したのではありません。一緒に行ってくださるお方が何者であるか分かったから、一歩を踏み出したのです。
その後のアブラハムには恐れや迷い、失敗もありました。それでも神様は彼を見捨てず、長い年月をかけて信仰の人へと育てられました。神様に選ばれた人とは、失敗しない人ではありません。私たちの希望は、私たちが神様を一度も離さないことではなく、神様が召してくださった私たちを手放されないことにあります。
3.「あなたは祝福となりなさい」(2)――祝福には、その先がある
神様は「わたしはあなたを祝福する」と言われるとともに、「あなたは祝福となりなさい」(2)と語られました。神様の祝福は、受け取った人のところだけで終わりません。
詩篇67篇も「私たちを祝福してください」と祈った後、「あなたの道が地の上で、御救いがすべての国々の間で知られるために」と続きます。
私たちも「この教会を祝福してください」と祈ります。しかし、そこで終わらず、「神様、この教会を祝福して、あなたは誰を祝福しようとしておられるのでしょうか」と尋ねることが大切です。
信仰の継承について考える時にも、まず互いの声を聞き、信頼関係を深め、同じ御言葉に聞きながら、神様の大きな御心をともに尋ねていくことができますように。
まとめ
これからの人生も、子どもたちの将来も、教会の将来も、すべてが見えているわけではありません。しかし、一緒に行ってくださるお方を私たちは知っています。
「わたしがあなたを祝福する」との約束を信じて一歩を踏み出し、その祝福が私たちだけにとどまらず、誰かの祝福となっていくことを期待しましょう。
「天にまします我らの父よ、願わくは御名をあがめさせたまえ。 御国を来たらせたまえ。御心の天になるごとく地にもなさせたまえ」
この祈りを心から祈りつつ、主とともに一歩を踏み出してまいりましょう。

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