1957年 12月
アメリカの婦人信徒宣教師E.H.エクサム師が65歳で来日。大丸幼稚園を買収し「栄光幼稚園」と改めキリスト教保育を始める。日曜日には園舎の一室で礼拝が始められる。
1960年 7月
エクサム師、当時西欧人に多くみられた横浜喘息のため日本での宣教活動を終える。帰国11日前の7月10日に5名が受洗する。
同年 7月
エクサム師帰国当日の7月21日を「栄光教会」の設立日とする。
1960年~1968年
エクサム師が教団加入に慎重であったため無牧が続く。

1968年 4月
日本イエス・キリスト教団に加入、小倉望牧師が遣わされ栄光教会初代の主管牧師となる。礼拝を園舎の一室(5坪・16.5m2)で守る。
同年 9月
教会名を「日本イエス・キリスト教団 横浜栄光教会」と改め、宗教法人格を取得する。その宗教法人格に対してエクサム師より幼稚園とその土地(300坪・990m2)、建物(64坪・211.2m2)を寄贈される。
1969年 4月
栄光幼稚園を教会付属の幼稚園とし、「栄光キンダーガーデン」と改める。小倉牧師が園長になりキリスト教保育が続けられる。

1970年 9月
幼稚園の隅に小さな礼拝堂を増築する(玄関含め9.25坪・30.5m2) 「エクサムメモリアルチャペル」と名付け9月6日に献堂式を挙げる。

1974年 9月
幼稚園の隣接地(95坪・313.5m2)とその建物(2階建て60坪・198m2)が売りに出されたので、教会総会を開き購入を決議する。
同年 11月
隣接地と建物を購入、増改築して2階を礼拝堂(13.5坪・44.5m2)、1階を牧師館にする。11月24日に献堂式を挙げる。

1976年 8月
オリジナル歌集「にちようびあるふぁ」を発行する。
1979年
礼拝堂を増改築する(18.5坪・61m2)。

1981年 10月
鎌倉霊園の永代使用権を取得し教会墓所として建立する。翌年のイースターから墓前礼拝を行うようになる。

同年 12月
クリスマスに幼稚園卒園者で初の受洗者が与えられる。浸礼で行われた最初の洗礼式でもある。

1989年 3月
少子化の影響で栄光キンダーガーデンを閉園する。
1991年 2月
教会総会で旧園舎跡に新会堂を建てることを決議する。

1993年 11月
幼稚園の園舎及びエクサムメモリアルチャペルを取り壊し、新会堂を建設(総坪数102坪・336.6m2。うち礼拝堂34.75坪・114.7m2)。聖餐卓と洗礼槽を設け、礼拝と聖礼典を執り行うための礼拝堂が完成する。11月28日に献堂式を挙げる。

礼拝堂と別に設けられた多目的ホールを「エクサムホール」と名付ける。

1994年
改造工事でオルガン室と屋根裏部屋を増設(総坪数154坪・508.2m2)。


2005年 3月
37年間牧会を続けてきた小倉牧師が引退する。無牧でわずか5人の「栄光教会」を引き継ぎ、「礼拝を中心とした教会」を築いた。


同年 4月
日本イエス・キリスト教団より仁科真人牧師が遣わされ、横浜栄光教会2代目の主管牧師となる。

2010年 7月
横浜栄光教会創立50周年を記念し、記念礼拝と感謝会、証集を発行する。
2011年 4月
日本イエス・キリスト教団より小岩裕一牧師が遣わされ、横浜栄光教会3代目の主管牧師となる。

2020年 7月
世界的に流行した新型コロナウイルス感染拡大、コロナ禍の中、横浜栄光教会創立60周年記念礼拝を行う。
2021年 4月
日本イエス・キリスト教団より高江洲伸子牧師が遣わされ、横浜栄光教会4代目の主管牧師となる。

2022年3月
以前から老朽化を指摘されていた旧礼拝堂・牧師館は耐震診断の結果、住居として使用するには不適であるという判断を受け、教会総会にて解体することが決定された。跡地には新たに牧師館を建設することも併せて決定された。


2023年5月
牧師館建設が具体化するまでの間、跡地利用として信徒有志により手漕ぎ鉄道遊具『てトロ』が設置された。
教会学校が始まる前の時間や、不定期で遊ぶ会などが行われている。
